筋肉が「古く」なっていませんか?

筋肉が「古く」なっていませんか?

筋肉が古くなっているかどうかという質問を日々の生活で耳にすることはおそらくないでしょう。 顔、肌、服、または車に関してさえ同じ質問をするかもしれませんが、筋肉はどうでしょう?

一般的に、筋肉について語る時、私たちはサイズ、形、強さを重視します。 でも、深い内部で何が起こっているのだろうと考えてみたことはありますか? 私たちは皆、年をとるにつれて運動がいかに重要になるか知っています。できるだけ多く運動することを含め、日々の活動を強化するための機能的な筋力トレーニングと、自分自身を守るための可動性と安定性のトレーニングは、40歳以上の人々の絶大な支持を得るようになりました。しかし、ミネソタ州ロチェスターにあるメイヨー・クリニックの新しい研究で、運動の組み合わせ方により、体に深い影響を与えることができることが最近分かりました。

この研究では、あまり運動をしない男性と女性を次の4つのグループに分けました。厳しい筋力トレーニング、インターバルトレーニング(自転車に乗ること)、中程度の有酸素トレーニングと軽量(同じ日に運動するのではなく、別々の日に)、そしてまったく運動しないグループです。そして、異なるタイプの運動が体に及ぼす影響を研究しました。そして運動方法、運動者の年齢(半分は30歳未満、残り半分は64歳以上)に基づいて結果を比較しました。

ご想像の通り、筋肉の増加は重い重量挙げを行ったグループで最も顕著で、持久力は、インターバルトレーニングを行ったグループで最も増加しました。 しかし、筋肉細胞を生検したときに発見された事実に科学者たちは驚きました。若い方のインターバルトレーニンググループは、274の遺伝子が影響を受けていました(中程度の有酸素トレーニングとウェイトについては170の遺伝子、厳しい筋力トレーニンググループについては、わずか74の遺伝子しか影響を受けていませんでした)。 しかし、年齢が高い方のインターバルトレーニンググループは、約400の遺伝子が影響を受け、厳しい筋力トレーニングのグループの場合はわずか33、中程度の有酸素トレーニングとウェイトに関しては19の遺伝子しか影響を受けていなかったのです。

でも、それが筋肉が「古く」なっているのと何の関係があるのか、ですか? ご質問ありがとうございます。影響を受けた細胞は、ミトコンドリアが筋肉細胞のエネルギーを作り出す能力に影響を及ぼすと考えられています。

つまり、老化に関連する筋肉の細胞の健康に典型的に見られる低下は、運動によって「矯正」されたのです! そして、激しい運動をすればするほど、より良い結果が生まれることが分かったのです。

つまり、早く、頻繁に動くということです。 しかし、あなたがたとえ定年近い年で、運動をしたことがなかったとしても、運動を始め、効果を得るのに遅すぎることはありません。 運動をするのに費やす時間は変わることがありますが、激しさが最も重要な要素のようなので、できる限り努力してください! 最後に、結果は外から「見えない」かもしれませんが、諦めないでください。 本当にすばらしいことが深い内部で起きているのです。

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米国記事掲載日時:20180410