4冊の素敵な本を読んで、健康的な習慣に向かってスタートを切ろう。

4冊の素敵な本を読んで、健康的な習慣に向かってスタートを切ろう。

知は力なり ! 16世紀後半の科学者フランシス・ベーコンが初めにそう唱えたかどうかは別にして、これは明らかに真実です。質の良いフィットネスと栄養の摂り方について学べば学ぶほど、何が正しく、適切かを見極める力がつきます。

エニタイム・フィットネスのトレーナーがお勧めする本を数冊、以下に挙げました。読書が嫌いでも、オーディオブックやドキュメンタリー映像もあるので、学んで情報通になってくださいね !

「No Sweat! 」(努力なんて要らない !)
著者 Michelle Segar

もっと健康になるには、運動を雑用でなく、ご褒美に変える術を知ろう !

nosweat_book日々の運動、それに健康的な食習慣にこだわり、もがいている人が大勢います。私たちはSMART (Specific=明確、Measurable=数値、Achievable=達成、Realistic=現実的、Timely=適時)な目標を設定するように教えられました。ですから、素晴らしい計画を立て、出発しますが、何度も中断してしまいます。これでは、目標の達成が妨げられるだけでなく、再出発も困難になってしまいます。

この本では、習慣を変えるとき、その方法によっては努力が水の泡になってしまうことがあるのを学べます。本には、今度こそスタートを切るための、魅力的で簡単にできる4つの方法が書かれています ! 運動がご褒美になるようにしてください — 投資ですぐに利益が上がるようなものです。食習慣を見直す、あるいは、新たに計画を立て運動を始める、いずれにせよ、あなたがそう思っていれば、この本は絶対に読むべきです。

書評 : Shannon Fable エニタイム運動プログラミングディレクター

「Practical Paleo」(実践パレオ)
著者 Diane Sanfilippo 理学士 栄養コンサルタント

「Practical Paleo」はライフスタイルを変えるのに役立ちます。また、長期的に見て健康にプラスになることが書かれています。

practicalpaleo_bookパレオ (Paleo) という言葉をここ数年、健康・フィットネス界でよく耳にするようになりました。この本は単なる料理本ではありません。というのは、レシピ以外の情報も数多く教えてくれるからです。質問に答える形式で書かれているのですが、読むと、食生活とライフスタイルの神話が崩れます。切り取りガイド、120を超えるお手軽レシピ、30日分の食事計画表11枚が付いています。脂肪の燃焼や運動能力から多発性硬化症、甲状血管・神経、がんの治癒に至るまで、あらゆることが書かれています。言いましたっけ ? ページをめくると、食事の写真が食欲をそそります。この本は私が何度も紹介している、おいしいレシピと健康的なライフスタイルの情報源です。

書評 : Christine McDonough エニタイム・フィットネス クインシー h21

「The Eat-Clean Diet: Fast Fat-Loss that Lasts Forever」
(きれいな食事をしよう : すぐに脂肪が減少し、効果がどこまでも続く)
著者 Tosca Reno

これは不健康で制限の多いダイエット本ではありません … ライフスタイル選びです。

eatcleandiet_bookジムで毎日、何時間トレーニングしても、きちんとした食事をしなければ、体が引き締まることはありません。脂肪を減らし、無駄のない筋肉をつけたければ、食事の量を増やすのもよいでしょう。問題はその食事が健康的で「きれい」かどうかです。質の良い脂肪、複合糖質、脂肪分の少ないたんぱく質などです。この本は2007年に出版されましたが、フィットネスのプロや熱心に取り組んでいる人たちの間で、栄養のバイブルとなっています。書いてあることにきちんと従えば、心身ともに変われます。代謝が活発になり、エネルギー水準が増し、精神も健康になって、よく眠れるようになります。いちばん大切なのは、健康になることです — 加工食品を避け、バランスの取れた栄養価の高い食事をしてください。

書評 : Christine McDonough エニタイム・フィットネス クインシー h21

「Cooked: A Natural History of Transformation」
(調理済み : 変化の自然史)
著者 Michael Pollan

調理が食事に与える影響を理解しよう。

cookedこの本は4部構成です : 火、水、空、地で成り立っています。どの要素も、食事の歴史とその準備について、独自の役割を果たしています。本の中で説明されていますが、私たちの食事はそうした要素から影響を受けています。

「火」の部では、ポイントのひとつとして、肉を食べるときは、原産地や加工方法をよく知る必要があると書かれています。これはあらゆる食事について、この本全般のテーマになっています。著者が記していますが、出所がおかしいと感じたり、よく知らないものは食べてはいけません。人間は、地球上で調理をする唯一の生物です。ですから、あらゆる食べ物について、それがどこから来たのかを知り、また、調理が栄養価にどのような影響を与えるか知るべきです。ですが、アメリカ人は、ほかの国の人々と比べ、調理にあまり時間をかけません (ほかの人が調理するのを見たり、料理の話をしたりするのは好きです)。影響とは何でしょうか ? この4部構成の本は、映像も素晴らしく、読むより観るほうがいいという人には、Netflixで配信されています。

書評 : Bryan Forsing 認定パーソナルトレーナー & バージニア州カルペッパー エニタイム・フィットネスオーナー

おもしろく、ためになるこれらの本を、ぜひ読んでみてください。

 

http://blog.anytimefitness.com/4-good-books-help-kickstart-new-healthy-habits/
米国記事掲載日時:20160908