ANYTIME Letter | なによりも相手を「認める」こと

ANYTIME Letter | なによりも相手を「認める」こと

まずは、フランスのテロ事件に対して…哀悼の意を表します…。

想像以上に根深く、大変難しい問題だと思いますが…
一日も早く…世界が Healthier Place となることを願っています…。

さて、今回はユニセフが2013年に発表した「先進国におけるこどもの幸福度」調査について書かせていただきます。
✽ユニセフ研究レポートはこちら
https://www.unicef.or.jp/library/pdf/labo_rc11ja.pdf

「物質的豊かさ」「健康と安全」「教育」「日常生活上のリスク」「住居と環境」という5つの指標で分析されたレポートですが、先進31カ国中、日本は総合6位、総合第1位はオランダとなっていました。

オランダは、行政の枠組みを超えて、アーティストや一般人々が知恵を出し合って行政的な案件を解決していく「フューチャーセンター」や、仕事を積極的にシェアして、雇用と個人の時間的余裕を増やすワークシェアリングの先駆けだったりと、個人的にも注目をしていた国なのですが、「子どもの幸福度 世界一」とは知りませんでした。

いろいろと調べてみると、幾つかのキーワードが見えてきました。

「こどもがいる風景が当たり前の社会」
 オランダでは、バスや電車はもちろん、ショップやレストランでも子どもが迷惑がられることはないそうです。レストランでは、ウェイターが大人と同じように注文を聞いてきますし、ベビーカーを押して電車やバスを利用すると、大人だけでなく中学生や小学生までもが手を差し伸べてくれるそうです。子どもが迷惑という感覚が存在しないのです。

「よい子」ではなく「その子らしく」
子育ての基本的考え方が日本とは異なるようです。日本では「よい子」=「周りに迷惑をかけない」となりますが、そもそも子育てとは、ひとりでできるものではなく、多くの人々の手を借りて行うものです。これは、日本的に言えば「多くの人の手を煩わせる」=「迷惑」なんです。笑

子どもを「小さき者」として庇護するのは日本もオランダも同じだと思いますが、オランダの場合、子どもを「守る」と同時に、ひとりの人間として「認める」ことを大事にしています。「認める」とは、その子なりに感じること、考えていることに、大人だからといって、上から目線で接するのではなく、対等な人間の意見としてしっかり向き合う、聴く耳を持つという意味です。そのような大人の接し方が、内気、明るい、不器用などの性格の違いはあれど、「自分らしく」いられることの幸福感を育むのだと感じました。

これは、大人と子どもの関係においてだけでなく、あらゆる人々と、コミュニケーションをしていく上で、とても重要なことだと感じました。
もちろん、わたしたちエニタイムのジム運営においても同様です。

居心地のいいクラブ の実現に向けて、まずは、相手を「認める」ことから始めましょう!

Get to a Healthier Place!!

✽夏休みに向けて、家族みんなでワークアウトするのも楽しいですよ!
http://blog.anytimefitness.com/make-fitness-extra-fun-15-day-family-challenge/