トレーニング前には、絶対食べてはいけない5つの食べ物

トレーニング前には、絶対食べてはいけない5つの食べ物

トレーニングに関して言えば、食べ物への敏感度は人によって千差万別だということを意識するのが重要です。ある人には合わなくても、別の人には良い結果をもたらす食べ物もあります。しかし私たち全員に共通しているのは、摂取する食べ物が活動のための燃料とエネルギーとして使われるということです。 そこで、運動中におなかのトラブルを引き起こしやすい5つの食べ物をご紹介します。

チリ

なぜ?香辛料、食物繊維、酸味、濃厚さの組み合わせです。
コショウと香辛料からくる酸味は、胃酸の逆流やガスを発生させる恐れがあります。この濃厚な質感により、胃の底にレンガが入っているような体の重さを感じるかもしれません。そしてたとえ(豆なしの)テキサススタイルのチリが好きでなくても、たぶん大量の食物繊維が含まれているでしょう。この食物繊維と食物繊維源の量によっては、消化速度に影響を及ぼす可能性があります。

モッツァレラチーズのスティック

なぜ?脂と塩です。
脂っぽい食べ物は胸やけや下痢を引き起こしたり、トレーニング中の機敏な動きを妨げ、気だるさを感じる原因になります。トレーニング前にモッツァレラチーズのスティックを食べると、ナトリウム濃度の高さによって水分を摂取し続けてしまう可能性が高く、膨満感を感じるでしょう。これはトレーニング中の良い組み合わせとは言えません。

ソーダ

なぜ?砂糖と炭酸が含まれており、栄養価値はありません。
食べ物ではありませんが、それでも運動前に体に取り入れるのは好ましくありません。ソーダはトレーニング効果を向上させるようなものは何も含んでいませんし、砂糖を大量に含んでいます。糖度が高いので、トレーニングが終了する前に血糖値の急降下を引き起こしかねません。またソーダの炭酸も、胃けいれんや嘔吐を引き起こす可能性があります。

何にしろ食べ過ぎ

なぜ?おながが一杯になって、重くなり、気だるく感じます。
トレーニング前に食べ過ぎたことが一度でもあれば、二度とこの失敗を繰り返すことはないかもしれません。食べ過ぎはけいれんや、体の重さ、気だるさを感じたり、疲労感を引き起こす可能性もあり、気分を変えてしまうことさえあるのです。運動の前に摂取する食べ物と飲み物の量に注意してください。特におなかが空いている時には要注意です。

何も食べない

なぜ?燃料ぎれと低血糖を起こします。
空っぽの胃で運動するのは、空腹時有酸素運動と呼ばれています。これは意見の分かれる運動であり、研究結果は一致していません。この考え方は、朝食前に朝一番で運動すれば、食べたばかりの食事ではなく脂肪をエネルギーとして使うことができ体重減少に役立つというものです。しかし、これはたんぱく質を燃料として使うことで、運動後の体の修復や回復を阻害することも明らかになっています。空腹状態で運動すると、めまい、吐き気、震え、エネルギー低下などのリスクがあります。

運動の2~3時間前にきちんとした食事を摂ることが理想ですが、時間がないときには消化がよく、炭水化物とたんぱく質が大半を占める軽食を摂るとよいでしょう。

運動1時間前の軽食としておすすめの食べ物には、以下のようなものがあります。

  • おもち、ピーナッツバター、バナナ
  • ギリシャヨーグルトと果物ひと切れ
  • 砂糖とナトリウムがあまり含まれておらず、加工を最低限に抑えたプロテインバー

http://blog.anytimefitness.com/the-5-foods-you-should-never-eat-before-a-workout-ever/
米国記事掲載日時:20190917