ダイエットやトレーニング食の
楽しさを取り戻す「筋肉食堂DELI」

REVIEW
2021.10.12

ダイエットやトレーニングのための食事と聞くと、「我慢」の文字が思い浮かぶ。脂質やカロリーはもちろんのこと、量もバリエーションも我慢。ダイエットレシピを見ると、「修行か!」と突っ込みたくなる料理が並ぶ。いや、本当に修行なのかもしれない。世間にこれほどダイエット法やダイエット本が溢れているのは、この修行から脱落するからだろう。

冷静に考えればダイエット自体は非常にシンプルだ。消費カロリーが摂取カロリーを上回ればいい。トレーニングに適した食事も、アスリートはともかく私たち一般人は、さほど複雑ではない。運動を行い、適切な量のたんぱく質や炭水化物を取ればいい。しかし、西においしいラーメンがあると聞けば出かけ、東にサクサクのとんかつがあれば食べてしまう。人はおいしい食事の前では無力だ。

最近よく聞くのが、一食を「適正な量と栄養バランスに置き換える」というメソッド。普段の食事を低カロリー・高たんぱく質の食事に置き換えるのだ。ダイエットをしたい人は適切なカロリーを、筋トレを頑張っている人は適切な量のたんぱく質を食事に取り入れる。

トレーニーに人気の高たんぱくグリルダイニング『筋肉食堂』が冷凍宅配食サービス「筋肉食堂DELI」というサービスをはじめたという。これは試してみなければ……と、「筋肉食堂DELI」を取り寄せてみた。実を言うと、冒頭の「我慢系」の系譜なのだろうな……という一抹の不安はあった。オーダーしたのは『オススメ料理セット』。届いた箱を開けて驚いた。皮なし鶏もも肉塩麴焼き、皮なし鶏もも肉ピリ辛チキン、皮なし鶏ムネ肉チャーシュー、牛赤身低糖質ハンバーグ(トマトソース)、真サバの柔らか塩麴焼きとバリエーションも豊富。「我慢」の文字を遠くに追いやる素敵なメニュー展開に期待が高まる。

トレーニング後、「皮なし鶏モモ肉ピリ辛チキン」をレンジに入れる。レンジに入れるだけで良いというこの手軽さがいい。使用するレンジのワット数によって温め時間が変わるので注意して欲しい。追加で温める場合は少しずつ……というような注意書きがあった。冷凍食品であっても最大限のおいしさを引きだそうとする開発スタッフの心配りが素晴らしい。と、レンジの前に立つこと6分(我慢できずにじっと待っていた)、レンジからスパイシーな良い匂いがしてきた。

内容は大きな鶏モモ肉(200グラム!)、ブロッコリー、焼き野菜、玄米。これで452カロリーでたんぱく質量は36.4グラムという。実に効率的な「筋肉食」だ。脂質も12グラムなのでトレーニーだけでなく、ダイエットを頑張る人にも理想的。プレートに盛り付けてみた。

大きな鶏モモ肉は飽きないかと思ったが、スパイシーなピリ辛風味はむしろ箸を進ませる。しかも、料理はジューシーに仕上がっていた。パサつき感が全くないのがよかった。たっぷり食べた満足感があるのに罪悪感はない。

食事も運動も楽しくなければ続かない。楽しく運動をして、食を楽しむ。筋肉やダイエットのためというより、食と体の根本的な楽しさに改めて気がつかせてもらった。さて、次は何を食べよう。トレーニング中の楽しい雑念がひとつ増えた。


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