デイキャンプに出かけよう
〜泊まらないキャンプのすすめ〜

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2022.04.28

コロナ禍で人気を集めているのがキャンプ。焚き火を眺めながらの食事、川で釣りをしたり、周辺の山を走ったり……。想像しただけでも楽しい気持ちになってきます。しかし、キャンプ未経験者にとっては、道具を揃え、場所を探し、テントで泊まるというのはなかなかハードルが高いもの。そこで、今回はキャンプ場での「デイキャンプ(日帰りキャンプ)」をご紹介します。静岡県で仲間と共にキャンプ場運営をするクリエィティブディレクターの伊藤正裕さんにデイキャンプの魅力を伺いました。

経験に合ったキャンプスタイルを選ぶ

キャンプ場にはいくつかの種類があります。私たちが運営している「不動の滝自然広場オートキャンプ場」は、自由に過ごせる分、至れり尽くせりのサービスはありません。もちろん、わからないことはスタッフがサポートしますが、どちらかというと「キャンプに慣れた人」の方が過ごしやすいかもしれませんね。それぞれの経験や目的に応じて、キャンプ場を選ぶといいと思います。

キャンプ場に泊まる場合、快適に過ごすにはテント、チェア、テーブル、料理台、クーラーボックス、キャンプ用コンロ、寝袋などさまざまな道具が必要です。宿泊をしないデイキャンプでも焚き火台、チェアや日差しを避けるためのテントやタープなどがあれば快適に過ごせると思います。

多くのキャンプ場では、道具のレンタルがあります。はじめに全てを揃えようとしないで、レンタルを利用しながら少しずつキャンプ道具を揃えていくと良いでしょう。

キャンプというと、「焚き火で料理を……」と思うかもしれませんね。たしかに燻製、バーベキューなど家ではやりにくい料理をすることもできます。ですが、焚き火にこだわらずガスを使った調理器具を利用しても良いし(煮物などはこちらの方が向いているでしょう)、調理方法によって火を使い分けるといいと思います。

キャンプでの時間そのものを過ごしたい人は、湯煎できる食材やインスタントラーメンなどを食べ、ビールを飲んで過ごすのもいいですよね。そういうのんびりしたスタイルの人たちもたくさんいます。キャンプ場での時間は自由で楽しみ方は、ひとそれぞれです。

キャンプはアップデートしている

私は焚き火が好きで、どのように火を使うかがキャンプの醍醐味だと思います。しかし、焚き火に関しては少し注意が必要です。キャンプ事情もアップデートしているんです。特にブランクがある人は、すこし注意が必要です。

地面で直火にする焚き火は多くのキャンプ場で禁止されています。自然に負荷をかけたり、炭で地面を汚したりしてしまうからです(炭で汚れた地面にテントを張ると大変なことに……)。必ず焚き火台を使用してください。焚き火以外にキャンプのマナーもあるので、まずはキャンプ経験者と一緒に行くのがいいと思います。

デイキャンプの先にあるものとは?

デイキャンプの場合、午前中なるべく早くキャンプ場に到着したいですね。テントを設営し、そしてランチの準備、その後は自由時間です。川沿いにあるキャンプ場ではテントサウナを設置している所も増えてきました(私たちのキャンプ場にもあります)。仲間とテントサウナで汗を流し、水風呂代わりの川に飛び込む……。都会ではなかなかできない体験です。のんびり過ごして夜になる前に撤収する。途中で温泉にでも入って帰ったら、最高の1日になるのではないでしょうか。

そうやって、デイキャンプを楽しみ、設営や料理がスムーズにできるようになったらぜひキャンプ場に泊まってみてください。はじめは1泊から。意外と「テントで眠れなかった」という声も聞きます。周りの音だったり、恐怖心もあるとは思います。そんなときは無理せず車の中で寝てもいいんです。問題なくテントで眠れるのであれば連泊するのもいいと思いますよ。

キャンプの日程が2泊3日だと中1日が自由に使えます。キャンプ場をベースに散策、釣り、マウンテンバイク、トレランなど、さまざまなアクティビティを楽しめます。もちろん、ビールを飲むのも良いですね。遊びのベースキャンプを作るイメージです。

まずは、デイキャンプで「キャンプスキル」を磨き、1泊、2泊と延ばすといいと思います。キャンプ場にはとても良い時間が流れています。考え事、仲間とバーベキュー、サウナ、ただのんびりと過ごす。人それぞれの楽しみ方があるのがキャンプ場です。皆さんの楽しみを見つけにきてください。

取材協力:不動の滝自然広場オートキャンプ場
現在、リニューアル工事のため閉場。2022年7月末にオープン予定。予約開始時期はWEB、SNSをご確認ください。
http://www.ffnpcs.com/

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