ANYTIME Letter | エニタイムフィットネス・レイクプラシッドカンファレンス

ANYTIME Letter | エニタイムフィットネス・レイクプラシッドカンファレンス

みなさま、お元気ですか?
さあ、今年も行ってまいりましたよ! AF World Conference 2016 in Lake Placid!!!!!!
世界中のエニタイムクレイジーが一堂に会する、年に一度の紫の祭典。
今年はオリンピックイヤーということで、過去2回も冬季オリンピックが開催されたレイクプラシッド!
いや〜とにもかくにも…遠かった…苦笑
アルバニー空港というNY州の北端にある小さな空港から、さらに車で約2時間半…。
しかし、そこにはキレイな景色と世界各国のG2HP(Get to a Heakthier Place)スピリッツが溢れていました。

さて、みなさんはレイクプラシッド・オリンピックについて、どのくらい覚えていらっしゃるでしょうか?
1932年と1980年に開催されていますので、40代以上の方限定の質問になりますが…笑

実は、1980年のオリンピックは米国人にとって、今でも語り継がれる重要な大会だったのです。
1979年に起きた旧ソビエト連邦によるアフガニスタン侵攻に対して、
米国は同年夏に開催されたモスクワオリンピックをボイコット…。
米ソの緊張が高まる中…国の威信をかけての大会となるわけですが…
ベトナム戦争…ウォーターゲート事件…オイルショックなどが続き…
米国の人々は自国への誇りと、政府への信頼を失いかけていました…。

そんな中、米国のスピードスケート選手、エリック・ハイデンが史上初となる5種目完全制覇の5冠を達成し、日本からはスキージャンプの八木弘和が札幌五輪以来となるスキージャンプでの銀メダルを獲得。メダル獲得こそ出来なかったものの、大会のアイドルとしてフィギュアの渡部絵美などが活躍しました。

しかし、大会のハイライトは、米国の誰も期待していなかったアイスホッケーでした。

当時アイスホッケーは、旧ソビエト連邦チームの独壇場で、前人未到のオリンピック4連覇&20年間無敗!
1979年、米国のプロホッケーリーグ・オールスターとの対戦でも0−6と完勝するなど、まさに完璧な史上最強チーム。

対する米国ホッケーチームは、大学生選抜で平均年齢23歳にも満たない若いチーム…。
ソ連に勝つどころか予選敗退と予想されていました。
そして、レイクプラシッドの氷が溶けない限り、ソ連の金メダルは確実であるとさえ、言われていました。

しかし、20名の若者は世紀の大番狂わせを演じます。
戦前の予想を覆して、決勝ラウンドへ進出し、ソ連とフィンランドを破り、見事金メダルを獲得したのです!

なぜ?この若いチームが奇跡を起こしたのか?
このチームを率いたのは、ハーブ・ブルックスという大学チームの監督だったのですが、
彼は、周囲の反対を押し切って、スター選手ではなく戦術に必要な選手を用います。
そして、徹底的にフィジカルを鍛え、戦術をたたきこむのです。
と同時に、「どうせ、史上最強チームのソ連には勝てっこないだろう?」という敗者のメンタルを「It’s Our Time! 次は、俺たちの番だ!」という挑戦者のメンタルへと導いていくのです。その根っことなるのは、自分のチーム、仲間への信頼であり、誇りでした。

このレイクプラシッドで起きた氷上の奇跡は、後に、米国の人々の、自国への誇りを取り戻したとさえ言われる、大きな意味を持った勝利となりました。

わたしたちエニタイムも、この米国ホッケーチームのように、
チームと仲間への信頼と誇りを、決して忘れないチームであり続けたいと思います!

きっと、そんな想いから、
今回のカンファレンスのキャッチコピーは「It’s Our Time!」となったようです。

と、まあ…こんな歴史ある場所でのカンファレンスでしたから、盛り上がらない訳がありません!
まだまだ、書きたいことは山ほどあるのですが、是非、みなさん体験してください!
来年のカンファレンスは西海岸「パームスプリングス」での開催です!

Get to a Healthier Place!!

*レイクプラシッドでのカンファレンスのダイジェストはこちらからどうぞ!
 https://youtu.be/hMckW00FBiM

*米国ホッケーチームの詳細は実話を基にした映画「ミラクル」(日本未公開)をご覧になってください。
 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=321617

*映画「ミラクル」パロディ(エニタイムバージョン)はこちら!笑
 https://youtu.be/SD-GqOjeHB0